Mais Azul Que Blue / 空と海とBlue
ギタリスト 廣木光一 新作CD
ギタリスト、作曲家 廣木光一の1983年から2022年までに作られたオリジナル曲に、ブラジル サンパウロ出身の詩人レオ ノゲイラによるあたたかくも鋭い言葉が乗り、青木カナが優しく表情豊かに歌い上げる。
橋本歩 cello の豊潤なメロディライン、飯田雅春 contrabass とヤヒロトモヒロ percussion の軽快かつ重厚なリズムが彩りを添える。渾身の全15 曲入りアルバム。
〜音に観る景色〜 どこにもない Melody 心揺さぶる Words 暖色系透明 Voice
Mais Azul Que Blue / 空と海とBlue
ギタリスト 廣木光一 新作CD
ギタリスト、作曲家 廣木光一の1983年から2022年までに作られたオリジナル曲に、ブラジル サンパウロ出身の詩人レオ ノゲイラによるあたたかくも鋭い言葉が乗り、青木カナが優しく表情豊かに歌い上げる。
橋本歩 cello の豊潤なメロディライン、飯田雅春 contrabass とヤヒロトモヒロ percussion の軽快かつ重厚なリズムが彩りを添える。渾身の全15 曲入りアルバム。
About HIROKI Koichi
Guitar, Composition
廣木光一
音楽家はいない家系に育つも祖父と伯父の影響でジャズ、クラシック、マーチ、ラテン、邦楽など様々な音楽を耳にする。ロックに夢中になった中学時代、急転報道写真家に憧れベトナムに行くつもりになる。18才、自分に合う表現方法は幼き頃に聴いたジャズだと思い込む。遅いスタートでもできそうな楽器はとなんの根拠もなくギターを選ぶ。日本が好景気に向かう時代どさくさに紛れ生業と。…歳を重ねつくづく弦楽器で良かったと思う今日この頃。1975年、自己のグループを作りオリジナル曲を中心に活動開始。古澤良治郎、渋谷毅、リーオスカー、坂田明、他のグループに参加。高柳昌行 (91年没) に師事。近作はCD「五月の雨 / 廣木光一 渋谷毅 / 18年」他。酒井充子監督のドキュメンタリー映画4作品で作曲と演奏、「台湾人生 / 08年」「台湾萬歳 / 17年」他
Personel
青木カナ
Vocal青木カナ AOKI Kana / Vocal
東京都出身。幼少よりクラシックピアノを習う。1992年より廣木光一トリオ+1に加入、日本縦断ライブにも参加。95年、ブラジル音楽とポルトガル語の基礎を学ぶため単身ブラジルに渡る。サンパウロ州立トム ジョビン自由音楽大学で4年間学ぶ。同時に、自分のアイデンティティーを求めブラジル各地を旅し、作曲を始める。作詞家 レオ ノゲイラとコンビを組み音楽活動を開始。サンパウロやリオデジャネイロを中心とした作曲コンクールに参加、数々の入賞を果たす。22年間住んだブラジルを離れ帰国。自己のバンド カナ&バンダ カシッキ 他、言語、人種を乗り越え世界を巻き込むような音楽を目指し活動中。
橋本歩
Cello橋本歩 HASHIMOTO Ayumi / cello
桐朋学園大学音楽学部卒業。30代半ば、アメリカ Berklee college of music に一年間在籍し人生修行。コロナ禍においては、ブラジルと東京を結びリモート レコーディングを行なう。ブラジル人アーティスト イチベレ ズアルギ氏に、作曲・編曲・演奏を委嘱、弦楽四重奏 チドリカルテット とのコラボ作品が完成、2022年1月発表。22年秋、初のソロアルバム「Bridge」をリリース。自身のオリジナル曲とイチベレ ズアルギ作品2曲を収録、17人に及ぶミュージシャンの参加も得、カラフルな作品に仕上がる。他方、アーティストのサポート、レコーディング等でも活躍中。好きなもの:ビートルズ 現代建築 晩酌
飯田雅春
contrabass飯田雅春 IIDA Masaharu / contrabass
大阪生まれ、石川県育ち。ジャズベーシストでありながら、ジャンルを越境した新たな表現を目指すクリエイター
早稲田大学モダンジャズ研究会在学中からプロとして活動を開始し、数多くの音楽家、芸術家と共演。近年の主な活動は、循環即興古楽楽団シクロ、廣木光一BAND、朗読と音楽のコラボレーション「おはなしの森」、舞踏家 田仲ハルとの「呼吸のゆくえ」、谷川俊太郎+谷川賢作「オタルコラージュ」、声優 園崎未恵との「音の読み物~家守綺譚」、3ヴォーカル3ベースのアンサンブル Synalone、など。近作は「Standards And Me / 新澤健一郎」「LIVE2020 / 羽生一子HABUBAN」「せぴあ / 成川修士」
ヤヒロトモヒロ
percussionヤヒロトモヒロ YAHIRO Tomohiro / percussion
少年時代をカナリア諸島で過ごした異色の打楽器奏者。山下洋輔、向井滋春、板橋文夫、梅津和時等、ジャズ界を代表する音楽家との共演の他、伝説のアフロファンクバンド じゃがたら、エスケン&ホットボンボンズ のレギュラ-サポ-トを務める。「武満徹メモリアルコンサート」では、渡辺香津美、coba、鈴木大介と共にカーネギーホール等に出演。2010年からサイトウ キネン フェスティバル松本に3年連続出演。ピアニスト ウーゴ ファトルーソとのDuo ドス オリエンタレス は、16年在外公館長表彰、22年外務大臣表彰を受ける。自己の企画では、GAIA CUATRO、フロール&空に油、サロゲートトリオ、公開車庫、子供企画「Music meets Circus」等、多岐に渡り活動中。
レオ ノゲイラ
wordsLéo NOGUEIRA (レオ ノゲイラ) / lyricist, writer, composer
1971年、ブラジル、セアラ州セナドール ポンペウ生まれ。幼少時にサンパウロ市へ移住。ウニべロ大学 (現在は存在しない) 文学・スペイン語学科卒業後、本格的に執筆活動を始める。2014年、フィクション「Filho da preta! (フォルマトーリオ社)」 (ブラジルにおける人種差別、貧富の差、愚民政策にまつわる問題作) 、19年、「Confraria dos Mascarados (ソッパ ジ レイトリーニャ社)」を発表。22年、フィクション「Dia de São Nunca (コッター社)」、「Correntes invisíveis — estragos atmosféricos de um tornado (自主出版)」 (ドラック中毒だったある有名歌手の人生を描いたノンフィクション) の二冊をブラジルで同時発表。自己の作詞作曲による初のCD「Um mundo em nós」をネット販売中。現在は東京在住。CD「Mais Azul Que Blue / 廣木光一」の14曲を作詞。
All Songs Composed & Arranged by HIROKI Koichi
Words by Léo NOGUEIRA *except 14 (by HIROKI Koichi)
Produced by IIDA Masaharu / MILARESO Inc.
Recording, Mixing & Mastering Engineer : SUGAHARA Naoto
Recorded, Mixed & Mastered at Orpheus Recording Studio
Rec : July 3, 4 2022 / Mix : July 9, 10, 17 2022
Artist Photo : YOSHIDA “KOYUKI” Kazuyuki
Cover Photo & Art Work : HIROKI Koichi
MLRS-302