JLOX補助金申請サポート

2024年

アート・エンタテインメント向け補助金


音楽・ダンス・演劇・映像などの舞台芸術、コンテンツ事業者が
活用できる補助金、助成金をご紹介します

舞台芸術・コンテンツ事業者が活用できる補助金



コロナ禍では文化庁によるAFF、AFF2や、その後経済産業省のJLOXなどが公演開催に活用できる補助金として存在しました。

2024年現在、コロナ対策としての公演開催支援の補助金は終了していますが、それ以外にも芸術文化事業者が活用できる補助金は多く存在します。

このページでは現時点で、音楽・ダンス・演劇・映像などの舞台芸術・コンテンツ事業者が活用できる補助金、助成金をご紹介します

(更新:2024.5.17)


1. 芸術文化事業者におすすめの補助金一覧

補助金助成金
種類
申請
難易度
芸術文化
適合性
用途例上限
金額
補助率締切
JLOX+★★★★☆★★★★★映像制作
海外展開
2,000万円
〜10億円
1/22024年3月4日
〜9月13日
小規模事業者
持続化補助金
★★★★☆★★★★☆新企画の開発
と広告宣伝
50~250万円2/3
~3/4
2024年5月27日17:00
IT導入補助金★★★☆☆★★★☆☆会計ソフト導入5~350万円1/2
~2/3
通常枠
2024年5月20日
インボイス枠
2024年5月20日
事業再構築
補助金
★★★★★★★☆☆☆新規事業への
事業転換
100万円〜
5億円
*類型による
1/3
~3/4
2024年7月26日
アーツ
カウンシル
東京
★★★☆☆★★★★★スタートアップ助成30
〜100万円
1/22024年5月23日
国際交流基金★★★☆☆★★★★★海外公演渡航費1/22024年5月30日
芸術文化
振興基金
★★★☆☆★★★★★公演開催1/2未定
2024年11月頃
事業承継
補助金
★★★★☆★★☆☆☆M&Aによる
事業拡大
150〜800万円1/2
~2/3
未定
【東京都】
新たな事業環境

に即応した
経営展開
サポート
事業
★★★★☆★★★☆☆新商品
新サービス
の開発
800万円2/3第3回
2024年6月14日
以降
毎月締切
予定

2. 補助金 種類別 詳細情報


JLOX+

名称経済産業省令和5年度
「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の
海外展開促進事業費補助金(コンテンツ産業の海外展開等支援)」
申請難易度★★★★☆
芸術文化適合性★★★★★
用途例海外向けのローカライゼーション&プロモーション支援
国内映像制作を行う事業(プロダクション・ポストプロダクション支援)
国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)
海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援
次世代デジタル技術等を活用したデジタルコンテンツ創出支援
コンテンツ製作の生産性向上に資するシステムの開発・実証支援
上限金額海外向けのローカライゼーション:2,000万円
国内映像制作(大規模プロダクション)を行う事業:2億円
国内映像企画開発 (プリプロダクション)を行う事業:1,000万円
海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援:10億円
次世代デジタル技術等を活用したデジタルコンテンツ創出支援:1億円
コンテンツ製作の生産性向上:5,000万円
補助率1/2
申請受付期間海外向けのローカライゼーション:
2024年3月4日〜2025年1月17日(隔週金曜締切)
国内映像制作(大規模プロダクション)を行う事業:
2024年3月25日〜8月30日(2回募集)
国内映像企画開発 (プリプロダクション)を行う事業:
2024年3月25日〜8月23日(4回募集)
海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援:
2024年3月4日〜9月13日(4回募集)
次世代デジタル技術等を活用したデジタルコンテンツ創出支援:
2024年6月1日〜6月15日(2回募集)
コンテンツ製作の生産性向上:(3回募集)
2024年3月15日〜6月1日(3回募集)
対象経費海外渡航に関する費用、出展料、会場費、施工費、事業運営に関する費用、ローカライズ費用、開発費用など
募集プログラムごとに異なります。
備考https://jloxplus.jp/

小規模事業者持続化補助金

名称小規模事業者持続化補助金(一般型)
申請難易度★★★★☆
芸術文化適合性★★★★☆
用途例新企画(商品、サービス)の開発と広告宣伝(販路開拓)
上限金額50~250万円
補助率2/3~3/4
申請受付期間2024年5月27日(月)17:00
*事業支援計画書(様式4)発行の受付締切 2024年5月20日(月)
対象経費1 機械装置等費、2 広報費、3 ウェブサイト関連費、
4 展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談 会等を含む)
5 旅費、6 新商品開発費、7 資料購入費、8 借料
9 設備処分費、10 委託・外注費
備考コンテンツの開発は申請可能

IT導入補助金2024

名称IT導入補助金2024
申請難易度★★★☆☆
芸術文化適合性★★★☆☆
用途例会計ソフト導入
上限金額5~350万円
補助率1/2~2/3
申請受付期間通常枠:2024年5月20日
インボイス枠 :2024年5月20日
対象経費ソフトウエア購入費、クラウド利用料(最大2年分)
導入関連費、ハードウエア購入費
備考登録ベンダーからの購入のみが対象

事業再構築補助金

名称事業再構築補助金 第12回
申請難易度★★★★★
芸術文化適合性★★☆☆☆
用途例新規事業への事業転換、新規事業開始
上限金額100万円~5億円 *応募類型、条件により異なります。
補助率1/3~3/4
申請受付期間〜2024年7月26日
対象経費建物費(建物の建築・改修等)、機械装置・システム構築費
技術導入費(知的財産権導入に要する経費)、外注費(加工、設計等)
広告宣伝費・販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展等)
研修費(教育訓練費等)等
備考

アーツカウンシル東京 助成プログラム

名称アーツカウンシル東京 助成プログラム各種
スタートアップ助成
申請難易度★★★☆☆
芸術文化適合性★★★★★
用途例・スタートアップ助成:上演・コンサート・展示・上映・アートプロジェクト
(新進の団体・個人が対象)
上限金額・スタートアップ助成:団体:100万円 個人:30万円
補助率1/2
申請受付期間・スタートアップ助成:〜2024年5月23日
対象経費出演費、音楽費、文芸費、会場費、設営費、運搬費
謝金、旅費、通信費、宣伝費、印刷費、記録費
備考東京都での活動が対象
助成プログラムごとに内容、条件が異なります
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/support/grants/

国際交流基金 助成プログラム

名称国際交流基金 助成プログラム
申請難易度★★★☆☆
芸術文化適合性★★★★★
用途例演劇、音楽、舞踊、民俗芸能等の海外公演
上限金額審査査定にて決定
補助率同上
申請受付期間2024年4月1日〜2024年5月30日
*海外派遣助成のスケジュール
対象経費国際人員移動費、荷物輸送費
備考年2回の募集

芸術文化振興基金

名称芸術文化振興基金
舞台芸術・美術当の創造普及活動 など
申請難易度★★★☆☆
芸術文化適合性★★★★★
用途例音楽、舞踊公演開催
上限金額50~400万円
補助率1/3
申請受付期間2024年11月頃(見込)
対象経費出演費や会場費等の公演本番に必要な経費
(選択した3費目への助成)
備考文化庁「舞台芸術等総合支援事業」も同時期に募集

事業承継補助金

名称事業承継補助金
(「経営革新」「専門家活用」「廃業・再チャレンジ」の3種)
申請難易度★★★★☆
芸術文化適合性★★☆☆☆
用途例M&Aによる事業拡大
上限金額150〜800万円
補助率1/2~2/3
申請受付期間次回未定
対象経費店舗等借入費、設備費、原材料費、旅費、外注費、廃業費など
委託費(M&A仲介費用*専門家活用枠のみ)
備考M&A仲介費用は「M&A 支援機関登録制度」登録事業者のみ対象

【東京都】新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業

名称新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業
申請難易度★★★★☆
芸術文化適合性★★★☆☆
用途例経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業自体の質を高めるための取組
・高性能な機器、設備の導入等による競争力強化の取組
・既存の商品やサービス等の品質向上の取組
・高効率機器、省エネ機器の導入等による生産性の向上の取組
経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業を基に、新たな事業展開を図る取組
・新たな商品、サービスの開発
・商品、サービスの新たな提供方法の導入
・その他、既存事業で得た知見等に基づく新たな取組
上限金額800万円
補助率2/3
申請受付期間第3回 2024年6月3日〜14日 以降毎月締切予定
対象経費原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、規格等認証・登録費、設備等導入費、システム等導入費、専門家指導費
不動産賃借料、販売促進費
備考※委託・外注費のうち「市場調査費」、「専門家指導費」「販売促進費」「その他経費」の単独の申請はできません。
※販売促進費は、既存事業に係る販売促進については対象外となります。

事業承継補助金


3.用途別 使える補助金


・公演開催に使える補助金

音楽、ダンス、演劇などの舞台公演に使える補助金には
アーツカウンシル東京(東京都での活動および国際的な活動のみ)
芸術文化振興基金
国際交流基金
があります。

他にも地域やジャンル(特にクラシック)限定で申請出来る補助金があります。

・映像制作に使える補助金

映像制作に使える補助金には
JLOX+
があります。
各種プログラムがあり、プリプロダクション制作、大規模ポストプロダクション、国内ロケ誘致、日本コンテンツ(映像、音楽、ゲームなど)の海外展開などが対象です。

・新作コンテンツ、新企画開発に使える補助金

新作コンテンツ、新企画開発に使える補助金には
小規模事業者持続化補助金

【東京都】新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業
があります。

小規模事業者持続化補助金」の申請には経営分析や経営計画を含んだ約10ページの事業計画書が必要で、この点は難易度が高いです。また、コンテンツの新作開発は、そのまま商品となるものの経費(脚本費、作曲費、CD製作費)は計上出来ず、試作品の製作費や開発のための外注費が対象となります。

【東京都】新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業は今年度新たに始まった補助金でまだ実績の情報はありませんが、条件をクリアすれば新商品、新サービスの開発のほか設備投資による生産性向上などに使用できます。

・ECシステムやITでの販促に使用できる補助金

ECシステムやITでの販促に使用できる補助金には
IT導入補助金


があります。
IT導入補助金」は採択率約80%と高めの補助金です。また、申請締切がほぼ月に1回のペースで設定されていて、交付決定までのスパンも短いため、現時点では活用しやすい補助金と言えます。
会計ソフトの導入などに使えます。

・設備投資に使える補助金

設備投資に使える補助金には
事業再構築補助金

【東京都】新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業
があります。
事業再構築補助金」は新規事業による業種転換や、革新的な新商品・サービスの開発、生産性向上につながる設備投資に使えます。補助上限額が大きく、比較的規模の大きな事業投資に適合する補助金です。申請にあたっては、経営分析、経営計画を含んだ事業計画書が必要で、申請難易度は補助金の中で最高レベルです。

【東京都】新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業は今年度新たに始まった補助金でまだ実績の情報はありませんが、条件をクリアすれば新商品、新サービスの開発のほか設備投資による生産性向上などに使用できます。

・事業承継に使える補助金


事業承継補助金
事業を買う側、売る側それぞれが活用できます。

「経営革新」「専門家活用」「廃業・再チャレンジ」を3つの申請枠があり、それぞれ使用できる経費が異なります。「専門家活用」枠では「M&A 支援機関登録制度」登録事業者へ支払う仲介費用も対象経費となります。


4.現在申請できる補助金


(2024年5月17日現在)

現在、募集中の補助金は

JLOX+
IT導入補助金
アーツカウンシル東京(スタートアップ助成)

【東京都】新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業
事業再構築補助金
小規模事業者持続化補助金

などです。申請書類の作成に時間がかかったり、申請書類作成後に認定支援機関などの確認が必要な場合もあります。スケジュールには余裕を持ってご検討ください。上記以外の補助金についても相談は随時受け付けています。

ミラレソ株式会社では、長年芸術文化事業に携わってきた実績と各種補助金申請サポートを含んだ経営コンサルティング経験に基づいて、事業者の皆様の補助金申請をサポートしております。

Zoomでの事前相談やメールでのお問合せを是非ご利用ください。


5.事前相談〜申請までの流れ


申請する補助金によって異なりますが、基本的な流れは下記の通りです。

*注 書類作成後、申請前に認定支援機関などの承認手続きが必要な場合があります。


6.申請サポート料金


ミラレソ株式会社では文化芸術分野を中心とした経営コンサルティングと補助金申請サポートをおこなっており、これまでに1億円以上の補助金採択サポート実績があります。

補助金の種類によって下記の通り料金体系が異なります。

ご不明な点はご遠慮なくメールでお問い合わせください。

7.申請サポート 事前Zoom相談(45分)


申請サポートをご検討中の法人様、個人事業主様を対象とした45分間(¥5,500)の事前相談です。

上記画像クリックまたは下記リンクから予約申込みができます。

https://mosh.jp/services/123948

ご契約成立の場合、相談料は実質無料となります。
(相談後に当社とご契約いただいた場合、当相談料金は最終お支払い金額から控除いたします。)

Zoon相談では事業内容や計画しているイベント内容などを伺い、ご質問などにお答えします。

  • 自社の考えている事業が申請できるかどうか?
  • 各補助金の詳細を聞きたい
  • 自社で申請出来る補助金があるかどうか?
  • 採択されるためのポイントを聞きたい

などお気軽にご相談ください。

当社は音楽制作、イベント制作、レーベル運営、アーティストマネジメントなど多くの文化芸術事業の経験をふまえて、アーティストや文化芸術事業者様に寄り添ったコンサルティングを行っています。

申請をご検討中の事業者様は是非上記事前相談をご利用下さい。

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