
2025年版
アート・エンタテインメント向け補助金
音楽・ダンス・演劇・映像などの舞台芸術、コンテンツ事業者が
活用できる補助金、助成金をご紹介します
舞台芸術・コンテンツ事業者が活用できる補助金
コロナ禍では文化庁によるAFF、AFF2や、その後経済産業省のJLOXなどが公演開催に活用できる補助金として存在しました。
現在、コロナ対策としての公演開催支援の補助金は終了していますが、それ以外にも芸術文化事業者が活用できる補助金はいくつか存在します。
このページでは現時点で、音楽・ダンス・演劇・映像などの舞台芸術・コンテンツ事業者が活用できる補助金、助成金をご紹介します
(更新:2025.5.31)
目次
1. 芸術文化事業者におすすめの補助金一覧
補助金助成金 種類 | 申請 難易度 | 芸術文化 適合性 | 用途例 | 上限 金額 | 補助率 | 締切 |
---|---|---|---|---|---|---|
芸術文化 振興基金 (文化庁) | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 公演開催・人材育成・映画製作など | 50万〜400万円〜1億2000万 *申請区分による | 1/2 | 11月頃 |
国際交流基金 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 海外公演渡航費 | 1/2 | ||
アーツ カウンシル 東京 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ・スタートアップ助成・東京ライブ・ステージ応援助成 ・芸術文化魅力創出助成など | 50 〜200 〜2000万円 | 1/2 | 6月 |
JLOX+ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 映像制作 コンテンツの海外展開 海外からのロケ誘致 | 〜2億円 | 1/2 | 2025年6月27日 |
小規模事業者 持続化補助金 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 新企画の開発 と広告宣伝 | 50~250万円 | 2/3 ~3/4 | 2025年6月13日 |
IT導入補助金 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 会計ソフト導入など | 5~350万円 | 1/2 ~2/3 | 2025年6月16日 |
新事業進出補助金 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | 新規事業への 事業転換 | 750万円〜 9000万円 *条件による | 1/3 ~3/4 | 7/10 |
事業承継 補助金 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | M&Aによる 事業拡大 | 150〜800万円 | 1/2 ~2/3 | 2025年6月6日 |
【東京都】 事業環境変化に対応した経営基盤強化事業 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 新商品 新サービス の開発 | 800万円 | 2/3 | 2025年 7月 |
ものづくり補助金 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | 設備投資 | 3,000万円 | 1/2 ~2/3 | 7/25 |
2. 補助金 種類別 詳細情報
JLOX+
名称 | 2025年度 経済産業省令和6年度 「クリエイター・事業者⽀援事業費補助⾦ (クリエイター・事業者海外展開促進)」 |
申請難易度 | ★★★★☆ |
芸術文化適合性 | ★★★★★ |
用途例 | 詳細はこちらのサイトへ (1)海外向けのローカライゼーション及びプロモーションを行う事業 (2)映像制作等を行う事業 ・国内制作会社等による映像制作 ・海外制作会社等による国内ロケ誘致等 (3)コンテンツのデジタル化・構造改革を行う事業 ・先進デジタル化・構造改革 ・デジタル化・流通構造改革 |
上限金額 | 海外制作会社等による国内ロケ誘致:〜10億円 |
補助率 | 1/2 |
申請受付期間 | 海外制作会社等による国内ロケ誘致: 第2回 ¥5月19日〜6月6日、第3回 7月28日〜8月22日、 第4回 9月29日〜10月17日 海外向けローカライゼーション & プロモーション支援: 【一般枠】初回締切:2 以降:隔週金曜日17:00締切 → 翌々週水曜日に採択通知 最終締切:2026年1月16日(金) → 採択決定:2026年1月28日(水) 【ジャパンパビリオン枠】 第1回締切: 第2回公募:2025年9月予定 → 採択決定:10月予定(詳細後日) 国内映像制作支援(プロダクション・ポストプロダクション): 第1回 2025年6月9日〜6月27日(17時) 採択通知:2025年7月25日予定 国内映像企画開発支援(プリプロダクション): 第1回 2025年6月9日〜6月27日(17時) 採択通知:2025年7月25日予定 次世代デジタル技術等を活用したデジタルコンテンツ創出支援: 第1回 2025年4月16日〜5月15日(17時) 採択通知:2025年6月上旬 第2回 2025年6月2日〜6月30日(17時) 採択通知:2025年7月下旬 コンテンツ製作・流通におけるシステム開発支援: 第1回 2025年5月8日〜5月21日(17時) 採択通知:2025年6月上旬 第2回 2025年6月3日〜6月16日(17時) 採択通知:2025年7月下旬 |
対象経費 | プロデューサー費、スタッフ・キャスト費、制作関係費 海外渡航に関する費用、出展料、会場費、施工費、事業運営 に関する費用、ローカライズ費用、開発費用など 募集プログラムごとに異なります。 詳細はこちらのサイトへ |
備考 | https://jloxplusr6.jp/ |
小規模事業者持続化補助金
名称 | 小規模事業者持続化補助金(一般型) |
申請難易度 | ★★★★☆ |
芸術文化適合性 | ★★★★☆ |
用途例 | 新企画(商品、サービス)の開発と広告宣伝(販路開拓) |
上限金額 | 50~250万円 |
補助率 | 2/3~3/4 |
申請受付期間 | 2025年5月1日〜6月13日17:00 |
対象経費 | 1 機械装置等費、2 広報費、3 ウェブサイト関連費、 4 展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談 会等を含む) 5 旅費、6 新商品開発費、7 資料購入費、8 借料 9 設備処分費、10 委託・外注費 |
備考 | コンテンツの開発は申請可能 |
IT導入補助金2025
名称 | IT導入補助金2025 |
申請難易度 | ★★★☆☆ |
芸術文化適合性 | ★★★☆☆ |
用途例 | 会計ソフト導入、Lステップ導入など |
上限金額 | 5~350万円 |
補助率 | 1/2~2/3 |
申請受付期間 | 2025年3月31日(月)受付開始~ 第2次締切 6月16日(月)(予定) |
対象経費 | ソフトウエア購入費、クラウド利用料(最大2年分) 導入関連費、ハードウエア購入費 |
備考 | 登録ベンダーからの購入のみが対象 |
新事業進出補助金
名称 | 新事業進出補助金 |
申請難易度 | ★★★★★ |
芸術文化適合性 | ★★☆☆☆ |
用途例 | 新規事業への事業転換、新規事業開始 |
上限金額 | 750万円~7,000万円(特例で最大9,000万円)*条件により異なります。 |
補助率 | 1/2~3/4 |
申請受付期間 | 第1回締切:2025年7月10日(受付開始6月中旬) |
対象経費 | 建物費(建物の建築・改修等)、機械装置・システム構築費 技術導入費(知的財産権導入に要する経費)、外注費(加工、設計等) 広告宣伝費・販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展等) 研修費(教育訓練費等)等 |
備考 | https://shinjigyou-shinshutsu.smrj.go.jp/ |
アーツカウンシル東京 助成プログラム
名称 | アーツカウンシル東京 助成プログラム各種 |
申請難易度 | ★★★☆☆ |
芸術文化適合性 | ★★★★★ |
用途例 | ・スタートアップ助成 東京の芸術シーンで活動を展開していこうとする新進の芸術家や 芸術団体がチャレンジする新たな芸術創造活動を助成します。 東京都内又は海外で実施される公演、展示、アートプロジェクト、 国際フェスティバルへの参加、国際コラボレーション等を対象とし、 若い才能が今後の芸術活動への地歩を築くためのスタートアップを 後押しします。 ・東京芸術文化創造発信助成 東京における多様な創造活動や国際的な発信活動等を助成。 若手からベテランまでキャリアごとに助成のポイントを設け特に若手、 中堅を重点的に支援。 (カテゴリーⅠ〜Ⅳまで各種) ・芸術文化による社会支援助成 さまざまな社会環境にある人が共に参加し個性を尊重し合いながら 創造性を発揮するこ芸術文化の特性を活、とのできる芸術活動やかし 社会や都市のさまざまな課題に取り組む活動を支援 ・地域芸術文化活動応援助成 地域の芸術文化に誰もが触れ参加できるような環境づくり、芸術文化 を通じた地域の活性化や地域振興を目的として、都内の各地域の特色 ある文化の醸成・発展を促進する芸術文化活動や、各地域の文化財や 文化資源を未来に向けて継承し、その魅力を地域内外に広く発信する 取組を支援 ・伝統芸能体験活動助成 伝統芸能の様々な種目について、初めての人でも入り易く、かつ継続的 に自ら実技体験ができる事業を助成します。伝統芸能の面白さを体感 する機会を提供し、日常的にお稽古に通う人の拡充へとつなげることで、 伝統芸能の振興を図ることを目的とします。 ・ライフウィズアート助成 アート作品を都民の日常生活の中に根付かせ、アーティストの活動領域を 広げる基盤整備を進めることで、芸術文化に携わる人材を増やし、好循環 を生み出すことにつながる取組を支援。 ・東京ライブ・ステージ応援助成 「東京ライブ・ステージ応援助成」は、東京の芸術文化の多様性を支える 中小の団体による舞台芸術(演劇、舞踊、音楽等)活動を対象に、芸術 文化の創造・発信を支援する目的として、2023年度より新設されました。 この助成を通じて、東京の多様で豊かな芸術文化環境を維持し、明るい 未来の東京につなげていきます。(*文化庁AFFに近い公演開催支援です) ・芸術文化魅力創出助成 より多様なアーティストや芸術文化の担い手への支援につなげるため、 多くの団体やアーティストが参加する持続力・波及力のある革新的な 創造活動、フェスティバルやアートプロジェクトを支援します。 ・東京芸術文化鑑賞サポート助成 東京都内の芸術団体、民間の劇場・アートスペース、民間企業、 中間支援組織、実行委員会などを対象に、鑑賞者・参加者の芸術文化 へのアクセシビリティ向上を目的とした取り組みを支援します。 |
上限金額 | ・スタートアップ助成 団体:100万円 個人:30万円 ・東京芸術文化創造発信助成 50万円(個人)〜1200万円(団体・3カ年) ・芸術文化による社会支援助成:200万円 ・地域芸術文化活動応援助成:50〜200万円 ・伝統芸能体験活動助成:100万円 ・芸術文化魅力創出助成 :1,000〜2,000万円 ・ライフウィズアート助成:2,000万円 ・東京ライブ・ステージ応援助成:100万円 ・東京芸術文化鑑賞サポート助成:150万円 |
補助率 | 1/2〜2/3 |
申請受付期間 | ・スタートアップ助成 :第1回 2025年4月22日〜5月22日 ・芸術文化による社会支援助成:第1期 2025年2月4日〜3月4日 ・地域芸術文化活動応援助成:第2期 2025年5月14日〜6月18日 ・ライフウィズアート助成:2025年5月23日〜6月25日 ・東京芸術文化鑑賞サポート助成:随時受付 |
対象経費 | 出演費、音楽費、文芸費、会場費、設営費、運搬費 謝金、旅費、通信費、宣伝費、印刷費、記録費 (*助成プログラムごとに内容、条件が異なります) |
備考 | 東京都での活動が対象 助成プログラムごとに内容、条件が異なります https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/support/grants/ |
国際交流基金 助成プログラム
名称 | 国際交流基金 助成プログラム |
申請難易度 | ★★★☆☆ |
芸術文化適合性 | ★★★★★ |
用途例 | 演劇、音楽、舞踊、民俗芸能等の海外公演 |
上限金額 | 審査査定にて決定 |
補助率 | 同上 |
申請受付期間 | 〜2024年12月3日 |
対象経費 | 国際人員移動費、荷物輸送費 |
備考 | 年2回の募集 |
芸術文化振興基金(文化庁)
名称 | 芸術文化振興基金 (文化庁)舞台芸術・美術等の創造普及活動 舞台芸術等総合支援事業、日本映画製作支援事業など |
申請難易度 | ★★★☆☆ |
芸術文化適合性 | ★★★★★ |
用途例 | 音楽・舞踊・演劇公演、美術・メディア芸術・国際芸術交流 人材育成・映画祭・映画製作など |
上限金額 | 50~400万円〜1億2,000万円(申請区分などによる) |
補助率 | 1/3〜1/2 |
申請受付期間 | 〜2025年11月頃の予定 |
対象経費 | 出演費や会場費等の公演本番に必要な経費など (選択した3費目への助成) *公演創造活動の場合、本番までにかかる稽古費などが対象 |
備考 | 芸術文化振興基金「舞台芸術・美術等の創造普及活動」 「地域の文化振興等の活動」「国内映画祭等の活動」 文化庁「公演創造活動」「国際芸術交流」「全国キャラバン」 「芸術家等人材育成」「劇場・音楽堂等機能強化推進事業」 「日本映画製作支援事業」 以上を同時期に募集 https://www.ntj.jac.go.jp/kikin/bosyuu/2024/ |
事業承継補助金
名称 | 事業承継補助金 (「専門家活用」枠のみ) |
申請難易度 | ★★★★☆ |
芸術文化適合性 | ★★☆☆☆ |
用途例 | M&Aによる事業拡大 |
上限金額 | 150〜800万円 |
補助率 | 1/2~2/3 |
申請受付期間 | 専門家活用:2025年5月9日(金)~2025年6月6日(金) 17:00 |
対象経費 | 謝金、旅費、外注費、委託費、システム利用料、保険料 廃業費:廃業支援費、在庫廃棄費、解体費、原状回復費など 委託費(M&A仲介費用*専門家活用枠のみ) |
備考 | M&A仲介費用は「M&A 支援機関登録制度」登録事業者のみ対象 |
【東京都】事業環境変化に対応した経営基盤強化事業
名称 | 事業環境変化に対応した経営基盤強化事業 |
申請難易度 | ★★★★☆ |
芸術文化適合性 | ★★★☆☆ |
用途例 | 経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業自体の質を高めるための取組 ・高性能な機器、設備の導入等による競争力強化の取組 ・既存の商品やサービス等の品質向上の取組 ・高効率機器、省エネ機器の導入等による生産性の向上の取組 経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業を基に、新たな事業展開を図る取組 ・新たな商品、サービスの開発 ・商品、サービスの新たな提供方法の導入 ・その他、既存事業で得た知見等に基づく新たな取組 |
上限金額 | 一般コース:800万円 小規模事業者向けアシストコース:200万円 |
補助率 | 2/3(〜4/5) |
申請受付期間 | 一般コース:第2回 2025年7月14日 小規模事業者向けアシストコース:2025年6月13日 *以降各2ヶ月ごとに締切予定 |
対象経費 | 一般コース:原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、規格等認証・登録費、設備等導入費、システム等導入費、専門家指導費 不動産賃借料、販売促進費 小規模事業者向けアシストコース:機械装置・工具器具費、設備等導入費、システム等導入費 |
備考 | ※委託・外注費のうち「市場調査費」、「専門家指導費」「販売促進費」「その他経費」の単独の申請はできません。 ※販売促進費は、既存事業に係る販売促進については対象外となります。 |
ものづくり補助金
名称 | ものづくり補助金 |
申請難易度 | ★★★★☆ |
芸術文化適合性 | ★☆☆☆☆ |
用途例 | 中小企業・小規模事業者が革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援 製品・サービス高付加価値化枠:革新的な製品開発・生産プロセスの改善に関する設備投資 グローバル枠:海外事業における国内の生産性向上を目指す設備投資 |
上限金額 | 製品・サービス高付加価値化枠:最大2,500万円 グローバル枠:最大3,000万円 特例措置:賃上げに関する特定要件を満たせば補助率、上限額が優遇 |
補助率 | 1/2〜2/3 |
申請受付期間 | 〜2025年7月25日 |
対象経費 | 機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、知的財産権等関連経費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、原材料費、広告宣伝・販売促進費 |
備考 |
3.用途別 使える補助金
・公演開催に使える補助金
音楽、ダンス、演劇などの舞台公演に使える補助金には
・アーツカウンシル東京(東京都での活動および国際的な活動のみ)
・芸術文化振興基金
・国際交流基金
があります。
他にも地域やジャンル(特にクラシック)限定で申請出来る補助金があります。
・映像・映画制作に使える補助金
映像制作に使える補助金には
・JLOX+
・芸術文化振興基金(文化庁)
があります。
各種プログラムがあり、プリプロダクション制作、大規模ポストプロダクション、国内ロケ誘致、日本コンテンツ(映像、音楽、ゲームなど)の海外展開、劇映画・記録映画製作(文化庁)が対象です。
・新作コンテンツ、新企画開発に使える補助金
新作コンテンツ、新企画開発に使える補助金には
・小規模事業者持続化補助金
・JLOX+
・【東京都】事業環境変化に対応した経営基盤強化事業
があります。
「小規模事業者持続化補助金」の申請には経営分析や経営計画を含んだ約10ページの事業計画書が必要で、この点は難易度が高いです。また、コンテンツの新作開発は、そのまま商品となるものの経費(脚本費、作曲費、CD製作費)は計上出来ず、試作品の製作費や開発のための外注費が対象となります。
【東京都】事業環境変化に対応した経営基盤強化事業は一昨年から新たに始まった補助金です。条件をクリアすれば新商品、新サービスの開発のほか設備投資による生産性向上などに使用できます。
・ECシステムやITでの販促に使用できる補助金
ECシステムやITでの販促に使用できる補助金には
・IT導入補助金
があります。
「IT導入補助金」は採択率高めの補助金です。また、申請締切が数ヶ月に1回のペースで設定されていて、交付決定までのスパンも短いため、現時点では活用しやすい補助金と言えます。
会計ソフトの導入などに使えます。
・設備投資に使える補助金
設備投資に使える補助金には
・【東京都】事業環境変化に対応した経営基盤強化事業
があります。
「新事業進出補助金」は新規事業による業種転換や、革新的な新商品・サービスの開発、生産性向上につながる設備投資に使えます。補助上限額が大きく、比較的規模の大きな事業投資に適合する補助金です。申請にあたっては、経営分析、経営計画を含んだ事業計画書が必要で、申請難易度は補助金の中で最高レベルです。
【東京都】事業環境変化に対応した経営基盤強化事業は一昨年から新たに始まった補助金です。条件をクリアすれば新商品、新サービスの開発のほか設備投資による生産性向上などに使用できます。
・事業承継に使える補助金
・事業承継・M&A補助金
事業を買う側、売る側それぞれが活用できます。
「経営革新」「専門家活用」「廃業・再チャレンジ」を3つの申請枠があり、それぞれ使用できる経費が異なります。「専門家活用」枠では「M&A 支援機関登録制度」登録事業者へ支払う仲介費用も対象経費となります。(2025年度は専門家活用のみ実施中)
4.現在申請できる補助金
(2025年5月30日現在)
現在、募集中の補助金、助成金は
・JLOX+
などがあります。
文化芸術関連の公演開催、制作に活用できる補助金としては「アーツカウンシル東京」の募集がおこなわれています。(締切はプログラムごとに異なりますが2〜5月に第一期が締め切られます)
*当社採択実績あり
JLOX+は、映画・映像・ゲームなどのコンテンツの海外展開を支援する補助金で、複数あるプログラムのうちいくつかが公募中です。詳細はこちらのサイトをご覧ください。
また、地域によっては観光事業者向けの補助金で新コンテンツ開発などに活用できるものも存在します。加えてこれから新年度に向けて新たな公募情報が順次公開される見込です。
現在、申請書類の作成に時間がかかったり、申請書類作成後に認定支援機関などの確認が必要な場合もあります。スケジュールには余裕を持ってご検討ください。上記以外の補助金についても相談は随時受け付けています。
ミラレソ株式会社では、長年芸術文化事業に携わってきた実績と中小企業診断士(認定支援機関)としての知見、経営コンサルティング経験に基づいて、事業者の皆様の補助金申請をサポートしております。
Zoomでの事前相談やメールでのお問合せを是非ご利用ください。
5.事前相談〜申請までの流れ
申請する補助金によって異なりますが、基本的な流れは下記の通りです。

*注 書類作成後、申請前に認定支援機関などの承認手続きが必要な場合があります。
6.申請サポート料金
ミラレソ株式会社では文化芸術分野を中心とした経営コンサルティングと補助金申請サポートをおこなっており、これまでに2億円以上の補助金採択サポート実績があります。
補助金の種類によって下記の通り料金体系が異なります。
ご不明な点はご遠慮なくメールでお問い合わせください。

7.申請サポート 事前Zoom相談(30分)

申請サポートをご検討中の法人様、個人事業主様を対象とした30分間の無料相談です。
上記画像クリックまたは下記リンクから予約申込みができます。
Zoon相談では事業内容や計画しているイベント内容などを伺い、ご質問などにお答えします。
- 自社の考えている事業が申請できるかどうか?
- 各補助金の詳細を聞きたい
- 自社で申請出来る補助金があるかどうか?
- 採択されるためのポイントを聞きたい
などお気軽にご相談ください。
当社は音楽制作、イベント制作、レーベル運営、アーティストマネジメントなど多くの文化芸術事業の経験と中小企業診断士としての知見をふまえて、アーティストや文化芸術事業者様に寄り添った経営コンサルティングを行っています。
申請をご検討中の事業者様は是非上記事前相談をご利用下さい。